製品情報
Product
Eyesi Surgical
眼科手術シミュレータ
Eyesi Surgical
製品特徴
EyesiSurgicalは眼科手術のトレーニングをするためのバーチャルリアリティシミュレータです。シミュレータのプラットフォームには白内障手術または網膜硝子体手術インタフェースが搭載でき、実際の手術さながらのトレーニングを実施できます。
トレーニングの課題では、基礎的なスキルから外科手術、合併症の管理まで広く学ぶことができます。シミュレータでのトレーニングを始める前に、VRmNetウェブポータルで入門コースを受講する事をお勧めします。
実体験に近い環境でリアルな手術トレーニング
- 手術用顕微鏡(立体視)
EyesiSurgicalでのトレーニング中、トレーニーはハーグストレイト社の光学系を搭載した双眼顕微鏡を通し手術野を観察します。この顕微鏡は手術シミュレーションの精確な立体視を提供します。フォーカスと縮小、拡大はフットペダルを用いて行います。
- 広角観察システム(補助光学システム)
- EyesiSurgicalでより実際に近い後極部手術を実現するため、硝子体手術用広角観察システム(BIOM*)と手術用顕微鏡インバーター(SDI*)の取り付けが可能です。補助光学システムの複雑な相互作用を正確に再現しています。
- 手術用器具(実物に近いハンドピース)
シミュレータのハンドピースはモデルアイの切開創から挿入します。
白内障手術用のモデル患者ヘッドでは耳側または上方からの操作が可能です。鑷子やカニューラ、チストトーム、フェイコチョッパー等の白内障手術用器具はタッチスクリーンを用いてハンドピースに割り当てます。網膜硝子体手術のトレーニングでは、照明、鑷子、レーザー、硝子体カッター等の手術器具が使用可能です。網膜剥離トレーニングモジュールでは、空気、オイル、またはガス置換が選択可能です。
- 手術用装置(インターフェースとフットペダル)
シミュレータは手術用装置のインタフェースと2種の液体制御用の吸引システムを搭載しています。トレーニーは、装置設定でフェイコまたはビトレクトミーを選択でき、パラメータが変わる事による影響を確認できます。装置と眼内組織の複雑な相互作用をリアルタイムで体験できます。
豊富なトレーニングコース
EyesiSurgicalにはトレーニングコースが標準搭載されています。
構造的に設計されているコースで、基礎的なスキルから始め、段階的にエキスパートレベルのスキル習得へと導きます。
モジュラーコースウェアのコンセプトにより、シミュレータトレーニングをレジデントプログラムへ容易に取り入れていただけます。
- 白内障コースウェア
- EyesiSurgicalの白内障コースウェアは難易度別に4つの段階に分かれています。
トレーニングモジュールは実体験に近いトレーニング環境で、前嚢切開、ハイドロダイセクション、ディバイド&コンカー法、フェイコチョップ法、灌流吸引、眼内レンズ挿入を含む手術の手順を行えます。上級のトレーニングモジュールには、術中虹彩緊張低下症候群、チン小帯脆弱、前部硝子体切除を伴う後嚢破損等の合併症対処が含まれます。 - 網膜硝子体コースウェア
- EyesiSurgicalの網膜硝子体コースウェアは後眼部手術に必要不可欠な手技をトレーニングするよう設計されています。カリキュラムには後部硝子体剥離、内境界膜剥離、網膜上膜の除去、網膜剥離のオイルまたはガス置換等が含まれます。強膜圧迫、硝子体手術装置やレーザーの使用、空気、ガス、オイル置換も行えることでより実体験に近いトレーニングが可能です。
VRmNet
ネットワーク接続シミュレータ向けウェブポータル
VRmNetは、ネットワーク接続しているシミュレータ向けのウェブサービスです。このウェブポータルにはトレーニーおよび指導医両者向けのコンテンツがあります。VRmNetダッシュボードへはPCやスマートフォン等からいつでも接続可能です。